「万葉へのいざない」と題して遡るは奈良時代。宮仕えのつらさ、酒飲みへの共感、老いらくの恋への戸惑い、伴侶を失った悲しみ、ふと覚える孤独感…。現代の私たちと変わらない喜怒哀楽が詠み込まれた歌の数々から、私たちは何を感じ、何を思うのか。